緊急事態からひと段落&「プレカリアートの憂鬱」を読んで

はい、昨日母の体調が大きく悪くなったので病院にいってました。

頭と腹部のCTをとったんですが特別な異常はなし・・・自宅療養してます。

お医者さんでも激しい頭痛の原因はわからないみたいで、整腸剤だけもらいました。

たまに母は体調を崩すので心配です。

 

プレカリアートの憂鬱」を読んだ感想

 

以前に借りて読んだことのある本なんですが8割方忘れてましたね、なんやかんやでサクッと読めました。

貧困層の人々が登場する本なんですが、大半がホームレス経験ありなんです。

そして家族と仲が悪い、そもそも家族がいない場合も。

 

僕が19歳20歳の迷走してた頃ファミレスで夜を過ごしたことを思い出しました、あの時は道が見えなくて家族の大切さも知らなくて、今思えば「浅かったな」と感じます。

あの時助けてくれた友人、夏の風、39歳の今となっては「すべて」が懐かしいです。

 

で、貧困問題に繋がってくるんですが、やっぱ一回転落すると「普通の職業」にはつけないんですよね。

僕も正社員になったことはありません。実家暮らしだからなんとか生きてこれました。

アルバイトだと結構働いて10万の世界ですから、家族と仲が悪くて一人暮らしだと生活できないんですよね。病気になればアウトだし。

 

結局「生活保護」に落ち着く人がいるんですが。

この先日本の人口減少と経済縮小を考えると切り捨てにあう可能性があると思ってます。

この世の中「社会」というものが存在してるんですが、大昔「狩り」で獲物をとってこれない人間は淘汰されてたはずなんです、「社会」に貢献できないやつは群れから除外される。

 

憲法生存権が〜うんちゃら」の理屈もわかるんですが、政府が国民を大切に思ってるなら社会問題は今よりずっと少なくなってるはず。

一部の「上級国民」が気持ちよく暮らせる世界にしかなってないってことです。

上級国民の利用する電気・ガス・水道・道路・ゴミ処理・高級料亭・などなどがキチンと機能してればそこらへんのコンビニ店員・工場労働者・などなどの生活はどうでもいいんですよ。

 

「底辺弱者がいがみあってないで協力して〜、みんなで選挙にいって〜」も無意味ですよね。

そもそも底辺が今のシステムを変えれる状況になってないんです。

ネットで言いたい放題しても「ちょっとしたガス抜き」にしかならないんです、例え「貧困問題」を論じた「なにか」がバズっても何も変わらないんです。

 

とんでもない時代に突入しそうな気がします。

年金支給年齢は上がり支給額は下がる、障害者年金も下がり、税金・社会保険は上がる、もちろん光熱費・物価は上がる。

そこらじゅうの店で万引き・無銭飲食が増え、若者は老人の金を盗もうとする。

 

自衛するしかないんですよね・・・。

できるだけ「お金を使わない楽しみ」を見出して、沈没船からの脱出も考えて、家族と助け合って生きていく。

 

ふー、今日は好き放題書いちゃってスッキリしました。

読んでくれた方、ありがとうございました。